縁起

History

縁起について

当院は第九十二代 伏見天皇の時代、永仁4年(1296年)に仙波中院(川越市)・川田谷泉福寺(桶川市)の住職をされた尊海僧正により開山されました。本尊は後深草天皇の命により信州善光寺の阿弥陀三尊を模し、四十八体鋳造された物の一体と伝えられています。


山号を星光山、寺号を新善光寺、院号を一乗法華教院と称し、念仏信仰と法華一乗の精神が一致した、非常に奥深い天台の教えを広める霊場の一つとされています。

御本尊について

一乗院の御本尊は、後深草天皇(1243~1304年)の命により、善光寺の御本尊を模して造られた日本四十八体の金仏のうちの一つと伝えられ、一代の住職につき一度限りのご開帳しか行われない秘仏であります。

御前立

御前立

秘仏として御厨子に納めらている御本尊に代わり、目に触れて拝むことができます。

六道能化大地蔵尊

六道能化大地蔵尊

境内入り口左側にあり、参道に向かって祀られています。文政5年(1822年)に祀られたもので、伝えによれば上尾から川越の某寺院へこの地蔵尊を運ぶ途中で地震が起こり、一乗院にやっとのことで安置し、以後そのまま祀られて地震除けの地蔵尊として信仰されています。

関東百八地蔵の一体です。

〒350-0844 埼玉県川越市鴨田716

TEL 049-223-2709